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2023.9.7 ブログ

タンス預金は違法?

皆さんこんにちは。
税理士の津谷です。

本日はタンス預金は違法?というタイトルで
ブログを更新します。

違法か合法か、で言ったらタンス預金自体は合法です。
稼いだお金を銀行に預けず自宅に保管しているだけですので。

ではどういった時に違法になるか。

自宅に保管していた預金を相続税の申告の際に除外すると違法になります。
つまり脱税ですね。

現金には記名が無いのでタンス預金はバレないんじゃないか?
と思っている方もいると思います。
実態に床下から何億円と出てくるニュースもたまにありますね。

ではどうして見つかってしまうのでしょうか。

仮にこういった方がいたとします。

Aさん
会社を経営する社長で年収5,000万円、それを30年続けて
退職金は3億円を受給、その後まもなく死亡。
相続税申告を実施、
申告書の財産額は1億円であった。

だいぶ極端にしましたが分かりやすく書くとこんな感じです。

こういった高額所得者は確定申告もしくは源泉徴収票等から
税務署も所得状況を把握しています。

5,000万円×30年+3億円=18億円
税金で半分減り、生活費で減ったとしても、
死亡時に1億円になる事はあり得ないと思います。

この場合ですと相続税の税務調査が間違いなく入ります。

稼いだお金をどう使ったか(=どこに隠しているか)を
細かくチェックされます。
全銀行の履歴(家族分も含む)も確認されたうえで税務調査は実施されます。

金庫も引き出しも全て見られます。
その行為が調査の為必要という大前提を掲げられると拒否権はありません。

生活費で使い切ったと言い切るならば
ある程度の証拠を残しておく事も必要です。
ロレックスを大量に購入しても
それ自体が財産的価値が高いので申告書に記載が必要です。

結果、隠した額以上の税金を支払う羽目になるのです。

どうしても隠したいなら
それ相応の覚悟を持ってやり切るしかないです。
私は立場上おすすめは出来ませんが。

正直に生きて死んでいくのが一番だと思います。

以上です。

税理士法人LECT
津谷