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2022.11.10 ブログ

新規事業の創り方

税理士の津谷光一郎です。

本日は新規事業の創り方というタイトルでブログを更新します。

新しい事業を創るにはどうすれば良いのでしょう?
(税理士としての個人的見解なので悪しからず)

1.その事業の市場はどうか?
2.その事業のターゲットをどうするか?
3.その事業の独自性
4.キャッシュフロー

他にも挙げればキリがないですが今日の所は
1~4について説明をします。

1.その事業の市場はどうか?
 ブルーオーシャンかレッドオーシャンかって事です。
 未開拓な市場なのか成熟した市場なのか、
 未開拓であるならば勝負する余地がありますね。
 成熟した市場であるならば新規参入は難しいかもしれません。

2.その事業のターゲットをどうするか?
 言葉を選ばずに言うと情報弱者を狙える商売かどうか、です。
 情報弱者が情報を持っている人にお金を払ってサービスを得るのが
 商売の基本だと思っています。
 つまり、誰でも知っている情報や誰でも売れる物を売っていても
 儲かりにくい、という事です。
 秘匿性の高いもの、再現性の低いものが高利益率ですし
 情報弱者の裾野が広がりやすいです。

3.その事業の独自性
 2にも記載しましたが秘匿性が高いものや
 再現性の低いものは高利益率だと思います。
 単純にそこでしか買えないものやそこでしか受けられないサービスは
 そこでしか得られないのだから値段が上げやすいですよね、って事です。

4.キャッシュフロー
 売上云々、利益云々より一番大切なのはキャッシュ(現預金)です。
 会社は赤字でもキャッシュさえあれば潰れません。
 逆に黒字でもキャッシュが無いと倒産します。
 常にキャッシュが残る経営を目指すことが大事です。
 例えば入金サイクルを30日、支払いサイクルを40日にするだけで
 10日分の余裕ができます。資金繰りは新規事業にとっての肝です。

以上をまとめると
未開拓市場で独自性が高いビジネスを創る事がコツだという事ですね。
当たり前と言えば当たり前なのですが
勢いで創業すると真逆のコースを辿ってしまう人が多いのも現実です。
既に飽和している業種に飛び込んで、苦しい苦しいって言っている経営者が多いです。
そりゃ苦しいでしょう、って言いたくなります。
儲からない事を続ける事は人生の罰ゲームです。
いつか儲かる日が来るか?って、きっと来ないです。
フィールド自体を変える勇気を持つ事も大事です。

それではまた。

税理士法人LECT
津谷光一郎