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2021.9.7 ブログ

最低賃金について

みなさんこんにちは。
税理士の津谷です。

今回は最低賃金についてブログを書きます。

弊所がある愛知県の最低賃金は
令和3年10月1日以後は
955円になります。

年々上がっていってます。

私が高校生の時初めてアルバイトした時の時給が680円でした。
時代の流れを感じずにはいられません。

955円という時給をみて皆さんはどう感じますか?

高いなーって思うでしょうか?
安いなーって思うでしょうか?

A給与を支払う側からすると、
『同じ内容の仕事をしているのに賃金が引き上げになるなんて
会社の利益がその分減ってしまう。。。』

B給与を貰う側からすると、
『物価が上がったり消費税が上がっているのだから
賃金の引き上げは当然の権利だ。』

といった所でしょうか。
どこに主眼を置くかで物事の考え方は180度反転しますね。

様々な要素から判断して国が最低賃金の引き上げをしているのだと思います。
消費を促さないと経済は活性化しないし、
また人手不足の現状の日本を鑑みると、
最低賃金を引き上げないと雇用が活性化しない(転職しにくい)
といった側面もあるかもしれません。

では経営者側はどう考えるべきでしょうか?
上記Aの様に考えるのが正しいでしょうか?
その通りだとは思いますが、これでは衰退するだけですね。
新たな価値を創出し雇用を生み出す為には
経営者は常に新しい事に挑戦する必要があります。
それこそが経営者の仕事だと私は思います。

最低賃金の引き上げに嘆くのではなく
むしろチャンスと思って行動する人こそが成功するのだと思います。
『最低賃金の引き上げ?
よし、働く人が増えるかもしれない!
今のうちに新規事業を創れる!』
といった感じです。

凄く凄く単純に書きましたが

何事もポジティブに変換して行動していく人にこそ
人は付いてくるのだと思います。

最低賃金の引き上げからこんな事を考えました。

それではまた。

光会計
津谷