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2024.7.16 ブログ
財務諸表上の重要な科目とは
みなさんこんにちは。
税理士の津谷です。
久しぶりのブログ更新となってしまいました。
本日は財務諸表上の重要な科目についてブログを書きます。
何だと思いますか?
一般的には純資産(株主資本)と言われています。
総資産から総負債をマイナスした純粋な株主の資産を言います。
分かり易く数字を入れます。
(税金は無視します)
資本金100万円でA社が設立されました。
株主はBさん1人のみです。
この時点では、
預金100万円:資本金100万円 という貸借対照表となります。
Bさんの資産は100万円の価値のA社株式です。
100万円を使って商品を仕入れ、
その商品を300万円で売りました。
仕入100万円:預金100万円
預金300万円:売上300万円
預金残高は当初の100万円-100万円+300万円=300万円
利益は売上300万円-100万円=200万円
結果として
損益計算書は
売上300万円
仕入100万円
利益200万円
貸借対照表は
預金300万円:資本金100万円
繰越利益200万円
となります。
つまり、
100万円投資して、その100万円が200万円の利益を乗っけて
合計300万円の価値になったという事です。
この300万円の事を純資産と言います。
すごーく簡略化しましたがこれが財務諸表の基本です。
以上の流れを見て、
純資産が重要な科目だと言えますでしょうか?
もちろん会社のやってきた事の結果を示す指標として
純資産は凄く大事です。
ですがどこまで言ってもそれは結果でしかありません。
私が大事だと思う科目は、
ズバリ、『売上』です。
何故ならば売上が無いと何も始まらないからです。
上記の流れで売上を0にしてみてください。
仕入をしただけの会社になります。
私は自分で商売をする様になってから
特に売上が重要だと思う様になりました。
(勿論利益も大事です。)
売上が上がらない、と悩んでいる経営者の皆さん、
本当にそうですか?
上がらない理由を周りのせいにしていませんか?
やれる事なんていくらでもあります。
売上が上がらない=世の中に必要とされていなくなっている、
という事です。
ではこれを変える為には
世の中に必要とされる商品やサービスを創る、これしかありません。
中小企業は資本力が無いので知恵を絞るしか勝つことが出来ません。
毎日寝る時間を1時間削って新しい商品やサービスを考えてみてください。
きっとそこには希望しかないと思います。
以上です。
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