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2023.9.26 ブログ
遺言信託という言葉に注意
皆さんこんにちは。
税理士の津谷です。
本日は遺言信託という言葉に注意というタイトルでブログを書きます。
遺言信託とは、
シンプルに書くと、
金融機関が遺言作成のサポートを行い
遺言を預かり、相続発生時にその執行をしてくれるサービスです。
費用が最低でも100万円くらいかかります。
金融機関が行うと費用がかなり高額です。
弁護士がやっても高額です。
司法書士や税理士が行う場合は財産の額にもよりますが
15万円~30万円程度だと思います。
中身はどっちも同じです。
むしろ士業の方がより細かく作成します。
金融機関でやるメリットはあまり無いのが実情です。
金融機関に相続財産を託すって事がどんな事になるか想像してみてください。
金融機関からすると多くの財産を託されるということは
それだけ営業チャンスが増えるのです。
この人はこれだけ預金がある、これだけ保険がある、これだけ証券がある、
ではこれを売ってみたらどうだろう、と。
それ自体は勿論悪いことじゃないです。
本来払わなくて良いのに高額な費用を支払って遺言を作成し、
更には営業ツールとして使われる、これが良ければ
金融機関でお願いされるのが良いかと思います。
そうでなければ士業にお願いしましょう。
以上です。
税理士法人LECT
津谷