ニュース&トピックス

2019.9.7 ブログ

税理士の一日

皆様こんばんは。税理士の津谷です。

今日は税理士の一日というタイトルで、どんな仕事をしているのかを書いてみます。

 

私も学生時代に、税理士の仕事内容が全く分からなかった記憶があります。

良く色んな方から税理士って何する仕事なの?とか聞かれたりもします。

バックヤードの部分を知ってもらえたら幸いです。

 

ある一日の例)

9:00 出勤、郵便物確認、その日の予定再確認

 

9:15  アポが入っているお客様の所へ持っていく書類をチェック

※試算表や提案書、等々です。

 

10:00  お客様の会社へ到着、雑談

 

10:15 お客様の会社の帳簿、会計データと原始記録を確認

※原始記録とは、帳簿を作成する為の基となった資料です。

納品書、請求書、領収書、稟議書等々です。

 

11:00  試算表や提案書を基にお客様と打合せ

利益状況や今後の利益見込み、資金繰り、節税等のお話をします。

この会話の中でどれだけお客様のニーズを拾えるかが税理士の腕の見せ所です。

この時間を経営者相手にどれだけ作れるか、が肝です。

間抜けな税理士はここで色んなチャンスをスルーします。

コミュニケーションの中から仕事が生まれます。

 

12:00 事務所へ戻る、昼食

 

13:00  申告書作成やチェック作業

決算申告書類を作成したりその確認作業をしたりします。

まとまった時間が取れる時に集中してやります。

 

17:30   明日以降の仕事の予定の確認

 

18:00   お客様との会食や経営の勉強会へ

 

と、普通の日で早く終われる日はこんな感じです。

意外と早く仕事終わるんじゃんって思った方、

確定申告期(2月、3月)は24時超える事なんてザラにあります。

完徹決定オールナイ、です。(笑)

また税務調査が急に入ってスケジュールが大幅に狂う事もしょっちゅうです。

どこまでいってもお客様あっての仕事なので、時間に関しては

こちらが主導権を握りにくい商売ではあると思います。

この一日の中でも電話とメールはじゃんじゃん来ます。

頭の中整理しながら仕事しないとすぐ色んな事忘れます。

 

原価の大半が人件費ですのでお客様側からすると

顧問料の実態が掴みづらく値下げ要請したくなりますが

意外とたくさんの仕事している事を分かってもらえたら嬉しいです。(笑)

まあ値下げ要請が出る時点でその税理士自体に問題があるんですけどね。

 

普通の税理士の一日がこんな感じです。

 

毎日こうして活動できるのもお客様あっての事です。

独立開業してからその事を一層感じる様になりました。

自分は生きているんじゃなくて生かされてるんだな、と。

 

日々色んな方に感謝感謝です。

 

税理士

津谷光一郎