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2024.7.18 ブログ

管理職の仕事とは

皆様こんにちは。
税理士の津谷です。

本日は管理職の仕事についてブログを書きます。

部下に仕事を振り、その確認をする、
それらが仕事でしょうか?

もちろんそれは大事な要素です。

ですが私が考える管理職に求める役割は、
部下が仕事をしやすい環境を創る事、だと思います。

だからと言って部下の言いなりになれ、というわけではないです。

部下に考える能力を付けながら自発的にゴールへたどり着ける様に指導する事、

が大事だと思います。

仕事のやり方を教えるのは簡単です、
大事な事はそれをやる目的や会社に与える影響、お客様にどんな価値をもたらすか、
そこの本質を伝える事だと思います。
そうする事で部下が自分で考える様になり、成長していきます。

例えば、
新入社員Dさんが商品Aを取引先へ販売しました、
その販売記録を社内システムに記録する、といった作業があったとします。

その後部長Bさん、部長Cさんから指示がありました。

部長Bさんの指示
『今日売れた商品Aの販売記録をシステムに登録しといてくれ。』
新入社員Dの回答
『はい、やった事がないので分からないです。』
部長Bさんの指示
『マニュアルを見ながらやっといてくれれば良いから。』

部長Cさんの指示
『今日売れた商品Aの販売記録はどうなった?』
新入社員Dの回答
『まだやってないです、やった事がないので分からないです。』
部長C
『OK、ではやり方を教えるから後で一緒にやろう。
 そもそも何で記録しないといけないか分かる?』
新入社員Dの回答
『会社が売上を把握する為ですか?』
部長C
『そうだね、実はそれ以外にも重要な要素があって
 会社が売上を把握すると同時に、このシステムは在庫管理も
 兼ねているから販売したと同時に在庫数が減る様になってるんだ、
 さらには評価制度とも連動しているから君たちの賞与にも影響しているんだ。』

2人の部長を比べてみてどうでしょうか?

簡単な事ですがその背景や目的が理解できると、
自分のやっている事の意味や重要性が理解できますよね。
そしてDさんは今後も自分でやっていけそうですよね。

とてもシンプルな例ですが、この一言が言えるかどうか、
は管理職にとって重要な要素だと思います。
部長Bさんの指示だけですと、部長Bさんの存在価値は無いですよね。
部下もアホじゃないので上司を良く見ています。

寄り添うのではなく、
導く事、これが管理職に求められる姿だと私は思います。

税務とは関係のない話でしたが
何となく書いてみました。
読んで頂きありがとうございました。

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