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2021.9.14 ブログ
損益分岐点とは
みなさんこんにちは。
税理士の津谷です。
今回は損益分岐点についてブログを書きます。
単純に言うとプラスマイナスがちょうどゼロ円になる所って意味です。
例えば
売上高 10,000円
仕入高 7,000円
固定費 3,000円
差引利益 0円
この利益が0円になる状態の売上高を損益分岐点売上高と言います。
では次に
売上高 ?円
仕入高 売上の70%
固定費 3,000円
差引利益 0円
この場合の売上高はいくらか?
通常はこの様な計算をします。
3,000円÷(1-0.7)=10,000円
つまり3,000円の固定費を回収するために必要な売上高は
原価率(正確には変動比率)が70%であるならば10,000円という事になります。
自社の固定費を先ず計算して
その固定費を(1-変動比率)で割り戻した数字が
損益分岐点売上高(=最低限稼ぐ必要がある売上高)となります。
案外この数字を把握していない経営者の方って多いです。
この数字を把握するかしないか、は経営に大きく影響を与えます。
大きな目標を掲げる事も当然大事です、
しかし最低限必要な売上高を知ることも重要なのです。
損益分岐点売上高が把握出来たら、
次にやるべき事は
①どうやって売上を増やすか
②どうやって変動コストを落とすか
③どうやって固定コストを落とすか
です。
カイゼン活動を日々繰り返していく企業が成長する企業だと思います。
上記①~③についてはまたブログにて更新していきます。
それではまた。
光会計
津谷