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2021.9.12 ブログ

良くある節税の話

みなさんこんばんわ。
税理士の津谷です。

今回は良くある節税の話についてブログを書きます。

最近良く耳にするのは、
消耗品を一括で多額に購入して
それをそのままリースして何年かで購入資金を回収するといった内容です。

例えば、
1個当たり10万円未満のドローンや足場等を1,000万円分購入します。
1個当たりが10万円未満の資産は一括で費用処理が可能です。
つまり1,000万円を一気に費用化する事が出来ます。

その年は▲1,000万円の損金を計上する事が可能になるわけです。
そしてそのドローンや足場を外部にリースして賃料を稼ぎます。
何年かかけて元を引く、という内容です。
利益を先送りして繰り延べ節税を図るといった内容です。

これをやる方を否定はしませんが、
あまりお客様にはお勧めしていません。

理由としては、
①先送り節税なので実質的には節税ではない。
②賃料収入で投入した金額が100%返ってくる保証が無い。
③大手がやっているのではなくベンチャー系が運営している事が多いので
先にお金だけ払ってそのまま倒産されるリスクがある。
④誰かが仲介に入っているとそこに手数料が落ちる。

お勧めしない理由はこんな所です。

特に③④、
こういった話には大概裏があるものです。
過去にもこういった内容の投資話で破綻した例は何個もあります。
④は仲介してくれた人自らもその投資をしているのであれば
信用度が5%くらいは上がります、
自分でやっていないのに勧めてくる時点で信用力は下がります。

あくまでも個人的見解です。

目先の税金を節税する事も大事ですが
3年先、5年先を見越してその投資が本当に会社にとって必要なのかどうか、
相手先は安全なのか、回収可能性はあるのか、
総合的に判断した上で投資する事をお勧めします。

ポンジスキームには騙されない様に注意が必要です。
某県の何とかファームみたいになっちゃいます。

それではまた。

光会計
津谷