はいどうもー！税理士の津谷です！

本日2回目の投稿です。

 

今回は資金繰り改善マニュアルという内容のブログを書きます。

STEP①現状把握 （Plan)

一か月の入金と出金を全て把握し、書き出す。

※損益計算書では全部が把握できないので注意が必要です。

手書きでもエクセルでも何でも良いです。

発生ベースでは無く現金ベースです。（何月分ではなく何月何日に入金、出金があるかです）

 

STEP②改善 (Do)

手を付けるべき項目を洗い出し実行する。

 

STEP③確認 (Check)

実行した結果を確認する、どんな影響が出ているか。　※重要

 

STEP④改善 (Action)

改善すべき項目は改善し、やらない方が良いものは捨てる。

 

STEP②の具体的な方法としては下記です。

生き残るための方策なので人としてどうなの？って事は無視して読んでください（笑）

 

A:売上

・入金サイクルを早める。

・前受方式に切り替える。

・自動引き落としに変更する。

・未回収金が無いかチェックする、あれば督促する。

・単価を上げる。

・請求漏れが無いかチェックする、あれば請求する。

・ファクタリング、手形割引を活用する　※要注意　月利は安く見えるが年利として考えると。。。

 

B仕入・在庫

・支払サイクルを遅らせる。

・単価を下げる交渉をする。

・溜まっている在庫が無いかどうかチェック、あれば叩き売る。

・仕入先に泣いてもらう　※相当危険

 

Cその他経費

・無駄な経費を止める。

携帯電話を格安スマホに乗り換える、コインP代、交際費、etc

・家賃の減額交渉

・保険解約又は払い済み、もしくは見直し

・従業員に経費削減、生産性の意識を植え付ける

（歩合制、残業を事前申請制へ、給与減額、リストラ）※リスクあり

・経費仮払い制度をやめて立替制度にする

 

D借入金

・追加融資

・複数債務一本化

・リスケジュール　※今後の融資に影響あり

・ノンバンクの活用　※今後の融資に多大な影響あり

・親族からの借入

・保険の契約者借入

・クレジットカードや架空リースの現金化　※違法なのでやってはダメです。

 

E固定資産

・遊休資産の売却若しくは賃貸を検討

・設備資金で長期の融資を受ける

・担保が付いていない不動産の確認

 

あくまでも一例です。

もうダメだ～、と思う前に最低限上記の事くらいやってみてから

考えてみたらどうですか？って事です。

経営者なのですから綺麗ごとばっかり言ってないで

やる事やってから嘆きましょうよって事ですね。

ピンチはチャンス、この荒波を乗り越えたらきっと一回りも二回りも成長すると思います。

一緒に乗り越えましょう！！

 

YouTube 光ちゃんねる

【資金繰り改善マニュアル】

https://youtu.be/aBnaCL1IBLw

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以上になります。