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2019.9.29 ブログ

売上原価とは。

皆様こんにちは、税理士の津谷です。

本日は売上原価について書きたいと思います。

 

売上原価とは、売れた商品の仕入れや製造にかかった費用のことで、
「商品が売れた際に計上」される原価を意味します。
また、会計上では損益計算書の費用の部に計上されます。
小売業、製造業や建設業、サービス業などの業種により売上原価に含める原価の範囲は異なります。
→売れた商品の、仕入れたときの金額 という意味です。

 

・1個800円の商品を2個仕入、1個を1,000円で売上の場合
損益計算書

売上高                   1,000
売上原価
当期商品仕入高   1,600
期末商品棚卸高   △800    800
売上総利益                 200(売上総利益率 20%)
棚卸資産は費用の△項目となります。
お金は1,600円支出されていますが棚卸に係る800円分は経費になっていません。
現金が在庫という資産に変化しているだけです。
では売上総利益とは、、
本業(商品・サービス)で稼いだ利益を示します。
粗利益とも言われますが、会社が販売するモノ・サービスでの直接の競争力を表しています。
売上総利益=売上高ー売上原価
売上総利益率=売上総利益/売上高→自社比較、他社比較が必要!
売上総利益率は金額ではなく%です。
つまり会社の規模に関係なく他社比較が可能です。
同業他社の利益率を調べてみて自社と比較してみてください。
まずは現状を知ることが大切です。
光会計
税理士 津谷光一郎
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