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2019.9.4 ブログ

税理士の平均年齢は??

みなさんこんにちは。

税理士の津谷です。

 

本日は税理士業界の事について書きます。

 

税理士の平均年齢は65歳以上って知ってましたか?

リンク先にもあるように50歳以上が70%超の業界です。

(しかもこのデータはH26年時点なのでそこから5年経過しているので

もっと平均年齢上がっていると思います。)

http://www.nichizeiren.or.jp/wp-content/uploads/doc/prospects/whats_zeirishi/book02/origin/page-0017.pdf

 

20代、30代が極端に少ない業界です。

何故か?

試験の難易度の割に報われないと思っている学生が多いのではないかと思います。

5科目合格が王道ルートですが(税務署OB、大学院科目免除、公認会計士による免除もあります。)

1科目当たりの合格率はおおむね10%です。

5科目10%の5乗なので10%×10%×10%×10%×10%=0.001%

(必ずしもこの計算とは限りませんが。)

10万人に1名合格の計算となります。

日本の人口に換算すると

1億2,500万人×0.001%=1,250人

5科目合格組は日本に1,250人って計算することもできます。

(実際はもっと多いですが。)

 

つまり費やす時間と労力に比べると、リターンが少ないって考えるのだと思います。

 

リターンが少ないかどうかはその人次第です。

リターンとは必ずしもお金だけではないと思います。

 

例えば私の経験で言うと

高卒の市場上がりの何も知らない青年が

かなり大きな会社の社長さんと対等にお話をして

人間関係を築くこともできます。

その人たちからお金を貰ったうえで感謝されます。

これって大きな財産だと思います。

 

税理士資格はあくまで手段の一つであって

それを手にしたあと自分がどうなりたいか、が一番大事です。

税理士の資格を得たから稼げるって勘違いする学生が多いですが

(これくらいは年収もらえるとかかんとか)

そうじゃないです。

 

資格を得て自分が社会に属してどの様に役立っていくのか

顧客に正しい納税を指導してその税金で日本を支えるという事が大事です。

(税金をたくさん払わせるって意味じゃないのであしからず。)

 

まとまりのない文章になってしまいましたが

何が言いたいかというと、

後継者のいない税理士さんがいたら私が引き受けますので

紹介してくださいって事です。(←結局そこかい笑)

若手に担い手がいないのであれば自分がやります。

 

以上です、長文失礼しました。